【基礎と注意】アルトコインって何？

仮想通貨とその代表であるビットコインのイメージはこちらの記事でつかんでもらえたでしょうか。

イメージはついたよ。でも仮想通貨ってビットコインしかないの？

ほかにも沢山ありますよ。今回はその他の仮想通貨を紹介します。

アルトコインとは

ビットコインは仮想通貨の代表的な通貨です。

ビットコイン以外の仮想通貨もあります。それらを総称してアルトコインと呼びます。

アルトコインのアルトとは英語の「Alternative（代わりの）」からきています。

ビットコインの代わりになるコインっていう意味なんだね

アルトコインは代表的な仮想通貨であるビットコインの仕組みや構造を応用したり活用したりしている通貨です。数としては1,500種類以上あり、今も増え続けているといわれています。

代表的なアルトコインを紹介します。

現時点で取引総額が大きい順にアルトコインを並べてみました。

使用している用語を簡単に解説します。

取引総額とは24時間以内に行われた全ての買いと売りの取引額の合計を指します。これは市場の活気や流動性を表す重要な数字です。

取引単位とは、取引所や金融市場において取引が行われる際の最小取引単位のことです。例えば、イーサリアムであれば１ETHが１単位になります。

アルトコイン	取引単位	特　徴
イーサリアム	ETH	ブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行することができるプラットフォームです。
バイナンスコイン	BNB	バイナンス取引所が発行したトークンであり、取引手数料の支払いに使用されます。
カルダノ	ADA	スマートコントラクトを実行するためのプラットフォームであり、エネルギー効率が高いことが特徴です。
ソラナ	SOL	高速なトランザクション処理を可能にするブロックチェーンプラットフォームです。
リップル	XRP	RippleNetと呼ばれるグローバル決済ネットワークを支える仮想通貨であり、高速な送金処理が可能です。
ドージコイン	DOGE	インターネットミームから生まれた仮想通貨であり、ビットコインの技術をベースにしています。
ポリゴン	MATIC	スマートコントラクトを実行するためのプラットフォームであり、高速な処理が可能です。

なにが書いてあるかよく分からないよぅ

総じて言うと、それぞれのコインで各々のニーズに適合するために、新しい技術を取り入れていたり特定の用途に向けた開発がされていたりするんだよ。

アルトコインはビットコインに比べ「値動きを読むのが難しい」です。

アルトコインの将来性を見越した長期的な投資はしてみたい一方で、潜在的な変動リスクを持つためデイトレードには向かないといわれています。

このため、まずは市場が大きく安定しているビットコインの取引から始め、取引の基礎を身に着けた上でアルトコインの本格的な取引に入っていくのがよいと思います。

価格の変動性の違い: アルトコイン市場はビットコイン市場よりも価格の変動性が高い傾向にあります。ビットコインよりも小規模で取引量が少ないため、価格の変動がより大きくなることがあります。
流動性の低さ: アルトコインの中には取引量が少なく、流動性が低いものもあります。これは大きな取引が行われた場合に価格が急激に変動するリスクを意味します。
セキュリティの問題: 一部のアルトコインはセキュリティが不十分なものもあります。これにより、ハッキングや不正アクセスなどのリスクが高まる場合があります。
規制上のリスク: 一部のアルトコインはビットコインよりも規制上のリスクが高いことがあります。地域によっては、特定のアルトコインに対する規制や制限が存在する場合があります。
情報の不足: アルトコインの中には、ビットコインに比べて情報が限られているものもあります。そのため、投資家やトレーダーが情報を得る際には注意が必要です。

これらのリスクは、アルトコインの取引に関わる際に投資家やトレーダーが留意すべき点です。リスクを最小限に抑えるためには、情報収集と分析に時間をかけること、信頼できる取引所の選択、ポートフォリオの適切な分散などが重要です。