アルトコインの概要と注意点などはこちらの記事で大体理解してもらえたかと思います。
雰囲気はわかったよ。
でも実際にアルトコインを選ぼうと思った時ってどうすればいいの?
そうですね。
この記事ではアルトコインを選ぶ際のポイントを纏めてみました。
頭に入れておくべき注意事項
ここでは、ビットコイン以外のコインを選ぶ際の注意事項を紹介します。
大前提として、市場に広く出回っていないコインへの投資は、ハイリスク・ハイリターンの大きなリスクを孕んでいることを頭の片隅に置いておきましょう。
アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)には非常に多くの種類(1,000種類以上)があります。
アルトコインの中でも特にマイナーなコイン、通称「草コイン」というものがあります。
<草コイン>
- アルトコインの中で、取引量や市場規模が比較的小さく、時には急激な価格変動を示すような仮想通貨を一般的に「草コイン」と呼びます。
- これらのコインは、より大きな仮想通貨のエコシステムとは独立しており、投機的な取引が主な特徴となっています。
- これらのコインは独自の仮想通貨の世界で存在していて、大きな仮想通貨とはあまり関わりがない場合があります。
- そのため、その動きや値段はより予測しづらくなっています。
つまり、こういった特徴がある草コインを含むアルトコインに投資する際には、そのリスクと不確実性に注意することが重要です。
また、それぞれ草コインは独自の技術やプロジェクトを持っている場合がありますが、その多くはまだ未確立のものであり、将来性についての不確実性が高いとされていますので尚のこと慎重な対応が必要です。
アルトコインとビットコインとの違いを知る
気を付ければいいことはわかったよ。じゃあ具体的に何をすればいいの?
大前提として、アルトコインの世界は玉石混交です。
アルトコインへ投資する場合、そのコインの特徴をよく把握することが重要です。
そのためには、まずはビットコインのことをよく知り、アルトコインとビットコインの違いを知ることが第一歩になります。
アルトコインはその名の由来のとおりビットコインの代わり(Alternative)であり、ビットコインが持っていない機能が実装されていたり、新しい技術が適用されていたりすることがほとんどです。
ではビットコインが持っていない機能や技術とは何か。
その根幹を成しているのがブロックチェーンというものです。
<ブロックチェーン>
- 情報を安全に記録・管理するための分散型デジタル台帳技術です。
- 分散型デジタル台帳は、複数の場所に同じ情報が格納され、情報が改ざんされるのを防ぐ仕組みを持つデジタルな記録システムです。
- これにより、信頼性と透明性を確保しながら情報を効率的に管理できます。
アルトコインの中には、例えば信頼性を上げるために管理者機能を統合したブロックチェーンや既存のクラウドサービスと統合したものなどがあると思います。
コイン選びに際しては、こういったビットコインとの差分などに対して「本当に実現性があるか」「論理的な矛盾がないか」という観点で厳しい視点で選別することが必要です。
誘惑的な情報には要注意
なるほどね。
でもSNSとかで良い情報はたくさん得られるし、何とでもなりそうだね。
ちょっと待ってください。何でもかんでも信じるのは要注意です!
仮想通貨の世界では、SNS上で怪しい情報が広まることがあります。例えば、偽のICO(Initial Coin Offering:新しい仮想通貨を発行する際に行われる資金調達の方法)や詐欺的な投資案件についての情報が広まることがあります。
また、特定のアルトコインが急激な価格上昇を見せるという情報が拡散されることもありますが、これらはしばしば悪意を持った人々による操作やマーケティング手法である可能性があります。
こういった誘惑的な情報に騙されないためのポイントは次の3つです。
- 情報源の確認: SNSやブログなどのソーシャルメディアから得られる情報には慎重になる必要があります。公式ウェブサイトや信頼できるニュースソースからの情報を確認しましょう。
- 公式発表の確認: 重要な情報は、関連するプロジェクトや企業の公式発表を確認することが肝要です。公式発表は一般に信頼性が高く、正確な情報を提供しています。
- 専門家の意見を参考にする: 投資の専門家や市場アナリストの意見やアドバイスを確認することも重要です。専門家の視点から情報を検証し、リスクを正しく評価することができます。
常日頃から情報収集や勉強を積み重ねつつ、ビットコインへの投資で経験を積み、アルトコインへの投資も楽しめるようにしていきましょう!