とにかく一歩前へ。まずはそこから。(書籍:辰吉丈一郎「それでもやる」)

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■今回のネタ

何かをやりたいと思った時に、失敗したときにのことをつい考えてしまい、やらなくていい理由を考えて自分を納得させたりしていませんか

それは間違いです。
生きている限り、生かされている限り、前を向いて少しずつでもいいから一生懸命やってみること。
辰吉丈一郎さんの書籍「それでもやってみる」はそんな想いにさせてくれます。

■概要

「それでもやる」は、辰吉丈一郎の著書であり、その内容はその後の著書「魂の言葉」をも上回る深みを持っています。ページ数こそ170ページほどという分量ですが、辰吉さんの口語体の文体が用いられているため、読書が苦手な方でも気軽に読むことができます。この書籍は、辰吉さんの実体験と哲学が織り交ぜられたものであり、彼の半生を通じて見えてくる人生観と価値観に触れることができます。

本書の中では、辰吉さんの一貫した姿勢が浮き彫りにされています。彼は常に目の前にある課題や出来事を前向きに受け止め、全力で取り組む姿勢を貫いています。幸いなことに、嬉しいことや楽しいことだけでなく、悲しいことや悔しいことも等しく受け入れ、それらを経験から学びの糧に変えています。この強靭なメンタルを築いた背景には、彼が幼少期にいじめられっ子だった経験が影響しています。その経験を契機に、彼は自己変革を遂げ、その後も揺るぎない考え方を貫いています。

震災の時代に執筆されたにも関わらず、本書の中で示される辰吉さんの考え方は時を経ても変わっていないことがうかがえます。彼は、困難な状況に直面した際にも、前向きなスタンスを保ち続けることの重要性を説いています。これは、読者にとって励ましとなり、人生の中で直面する様々な困難に立ち向かう勇気を与えてくれるでしょう。

■得られた教訓(解決ヒント)

辰吉丈一郎の生き様からは、多くの教訓を得ることができます。彼の人生哲学は、読者に対してさまざまな示唆を提供しています。まず、辰吉さんは努力と前向きな姿勢の重要性を力強く説いています。彼の持つ強い意志と執念を通じて、成功への道を歩む姿勢が鮮明に浮かび上がります。どんなに困難な状況であっても、努力を怠らず前向きな気持ちを持ち続けることで、乗り越えられる壁は多いことを教えてくれます。

さらに、過去の失敗や挫折を受け入れ、それを成長の機会として捉えることの重要性も語られています。辰吉さん自身がいじめられっ子として苦しんだ過去を乗り越え、自己変革を遂げたエピソードは、逆境を克服する力強いメッセージとなっています。この教訓は、読者にとっても挫折を恐れるのではなく、それを成長の一環として受け入れる姿勢を持つことの大切さを示唆しています。

また、辰吉さんは過度な努力に陥ることなく、楽しむ心の持ち方も説いています。彼の持つポジティブな考え方や楽観主義は、生活の中で小さな幸せを見つけ、それを楽しむ術を教えています。生活に楽しみを見出すことで、困難な状況に対する耐性を高め、より豊かな人生を築くことができると述べています。

最も重要な教訓の一つは、自己の信念や価値観を大切にし、他人の評価や意見に惑わされずに生きる勇気を持つことです。辰吉さんは自身の人生を確立する過程で、多くの人々との出会いや交流を通じて、自己を深く理解し、自分らしい生き方を模索してきました。この点において、彼のメッセージは読者に対して、自分自身を大切にし、自己の個性を信じる勇気を鼓舞しています。

私なりに得た教訓を纏めました。

辰吉丈一郎の教訓:困難を乗り越える力と独自の輝き

辰吉丈一郎の生き様から学ぶべき教訓は、そのままの形ではなく、彼の個性と独自性を尊重したものとすべきです。ここでは、彼の教えから派生した独自の視点を含め、彼の輝きを反映した教訓をご紹介します。

内なる闘いへの挑戦

辰吉丈一郎は、ボクシングのリングだけでなく、人生の舞台でも精神的な強さを発揮しました。彼は「内なる闘い」に真剣に向き合い、自己理解と成長に努めました。これは、他人の評価や社会の期待に惑わされず、自分自身と向き合う大切さを示唆しています。辰吉のメッセージは、自分自身の中にある闘いに勇気を持ち、そこから学びながら進むことの重要性を教えています。

挫折の中に光を見出す力

辰吉丈一郎は、ボクシングの試合での敗北や人生の挫折を通じて、どのようにして立ち上がり続けるかを示しました。彼の経験から導き出される教訓は、失敗や挫折に屈せず、その中から新たな可能性を見つけ出すことができるというものです。辰吉のメッセージは、困難な状況を克服するために、挫折を学びの機会と捉え、そこから這い上がる力強さを見出すことの大切さを伝えています。

共に歩む絆の大切さ

辰吉丈一郎は、成功の舞台に立つ際に、常に多くの支援者や仲間に支えられてきました。これは、彼が自己中心的な成功ではなく、共に歩む絆や助け合いを重視していた証です。彼の教えは、一人ではなく共同体としての力強さを理解し、他者と協力し合うことで、困難を乗り越える強さを発揮することの意義を示唆しています。

独自性を尊重する勇気

辰吉丈一郎の生き様は、自己の独自性を尊重し、自分の信念に従って生きる勇気を称えています。彼のメッセージは、他人の期待や規範に縛られず、自分自身を信じ、自己表現を大切にすることの重要性を伝えています。辰吉の教えから生まれるのは、自分の道を切り拓き、独自の輝きを放つ勇気です。

■最後に

私は辰吉丈一郎の書籍『それでもやる』に強い共感を抱きました。
彼の生き様は、逆境を乗り越え、困難な状況でも前向きな姿勢を保ち続ける力強さに満ちています。
特に、辰吉さんが幼少期にいじめられた経験を通じて変わり、その後も揺るぎない信念を持ち続けた姿勢は、私自身の考え方にも大きな影響を与えてくれました。

辰吉さんの努力や前向きな考え方に触発され、私も自分の人生において同じような意志を持ち、努力を惜しまずに前進する決意を固めました。
といいますか、これまでの自分のように何かにつけてネガティブなことばかり考えたり、自分がなるべく失敗しないような言い訳ばかり考えたり・・・といったことをしていても何も良いことがない、どうせなら良いようにに捉えてまずやってみるか、という考え方に変わりました。

彼の持つポジティブなエネルギーは、私の日常にも間違いなく希望と勇気をもたらしてくれています。
まずはやってみるか/失敗してもまたチャレンジすればいい/あとは目一杯やるだけ・・・、私の現在の思考はこんな感じです(薄っぺらいですよね笑)
でも間違いなく「やらない自分」から「やる自分」へ変化しています。

『それでもやる』には、辰吉さんの人生哲学が凝縮されており、その言葉からは彼の強さや情熱が伝わってきます。
この本を読んでいる間、まるで彼の考え方に共鳴するかのような気持ちになりました。
辰吉さんのメッセージ・生き様を受け止め、自分自身を成長させ、夢に向かって全力で取り組んでいきたいと思います。
そしてその実践をし続けることが、辰吉さんの教えを最大限に尊重する方法だと思っています。

今回得た教訓は、アニマル浜口さんのメッセージとも共通する部分があります。
ご興味ある方は、こちらの記事をご覧ください。

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