明日が本番。ほとんど勉強せず今日になってしまったよ。
追い詰められてるから、手っ取り早いスコアアップ方法を教えて!!
TOEICのPart3とPart4は、リスニングスキルを要求する問題で、特に日本人受験者にとっては難易度が高いと言われています。
手っ取り早く点数を上げるために、頻出の傾向を押さえながら効率的な解き方を押さえましょう。
<目標正解数>
(PART3)39問中 29問
(PART4)30問中 21問
そもそもPart3と4って何が違うのか。同じなのか。
Part3と4は似たようなリスニングパートとイメージされている方が多いと思います。
それぞれで何が違うのでしょうか。
それはずばり、話者の数が異なります。Part3は2、3人で、Part4は1人です。
そして、Part4には導入文にヒントが含まれる場合があります(例えば広告とかとわかる)。頻出のもの(広告、電話メッセージ、会議の一部、紹介、放送などなど)をしっかり聞いて注目しましょう。なお、Part3には直接的なヒントはありません。
それでは、さっそく解き方のポイントを見ていきましょう。
ポイント①:先読みで先手を打つ
Part3と4の共通的な解き方のルールをまず紹介します。コンセプトは「先読み」です。
まず、会話が流れる前に設問を読んでおくことが必要です。これにより、何が聞かれるかを把握して能動的にリスニングを行うことができます。選択肢まで読むことは必要ありません。
先読みをするにあたり、具体的な時間目標もあります。
次のセットの先読みを開始するために、18秒で3つの設問を先読みすることです。
18秒とは、3問目の読み上げ5秒、ポーズが8秒、次のセットの導入文の読み上げ5秒のイメージです。
頻出問題を押さえておけば、3問目までに3つの設問を読むことができます。Part3は20〜25問、Part4は15〜18問出題されるので、先読みは非常に効果的です。
ポイント②:頻出の設問を押さえておく
TOEICのPart3とPart4には、頻出の設問があります。これらはほとんどのテストで出題されるため、問題集や過去問を解く際には必ず意識して取り組みましょう。
例えば、Part3では商品の紹介や電話の応答、会議の議事録などがよく出題されます。
一方、Part4では、講義やプレゼンテーションが頻出です。これらの傾向を押さえることで、テストの前に備えることができます。
ポイント③:解くべき問題を見分ける
Part3とPart4の問題は、それぞれの難易度が異なります。そこで、問題を仕分けることで、効率的に解答することができます。
ここで改めて意識してほしいことは、解けない問題は割り切って捨てる/解ける問題に注力して目標正解数を確実に取りにいく ことです。
<Part3>
▻ 目指すのは 全39問中 29問の正解 です。
▻ 全39問は3問×13セットで組み立てられています。
▻ 29問を正解するためのセットごとの正解数の目安は、1セットにつき2問の正解です。
▻ 正解2問×13セットで計26問を正解することができます。
▻ 正解を狙わない残りの13問は勘でOKです。
▻ 勘でも4分の1の確率で当たります。これでプラス3問で合計29問の正解を達成できます。
<Part4>
▻ 目指すのは 全30問中 21問の正解 です。
▻ 全30問は3問×10セットで組み立てられています。
▻ 21問を正解するためのセットごとの正解数の目安は、1セットにつき2問の正解です。
▻ これで計20問を正解することができます。
▻ 正解を狙わない残りの9問は勘でOK。4分の1の確率で当たります。
勘って・・・本当にテキトーに選択しちゃっていいの??
勘で選択する上でもテクニックがあります。
勘の精度を上げるために、消去法を活用することがお勧めです。
そして問題を見分けるポイントは、
頻出問題や選択肢が短い問題は解くべき問題と考えるようにしましょう。
逆に、意図問題や選択肢が長い問題は、捨てる問題としましょう。
ポイント④:リスニング中は何をしているのが正解か
リスニングは、英語学習において非常に重要なスキルの一つです。しかし、リスニングは聞きながら問題を解くという難しいタスクであり、正確に理解することができない場合があります。
そこで、リスニング中に意識するべきポイントを紹介します。
まず、リスニング中には、聞くことに集中する必要があります。問題を解きながら聞くことは、かえって混乱を招くことがあります。そのため、まずは何が問われているかを先読みし、それに集中します。たとえば、「何時に飛行機が到着するか」という問題が出された場合、まずは問題の内容を理解し、答えを探すべきところを先読みすることが重要です。
次に、リスニング中は、話に集中することが重要です。聞き取れた内容に意識を向け、選択肢から答えを選ぶことは意識しないようにします。つまり、聞き取れた内容に注目し、その中から正解を選びます。
最後に、設問について考えてみましょう。例えば、3問目の設問が流れ始めた場合、正確に理解できなかった場合は、諦めてマークをつけ、先読みに集中することが必要です。
リスニングテストでは、時間が限られているため、問題を正確に理解することができなかった場合は、次の問題に移り、時間内にできるだけ多くの問題を解くことが大切です。
まとめ
TOEIC600点を目指すためには、リスニングのPart3とPart4に注力することが重要です。
これらのパートでは、話者の数や導入文に注意し、頻出の設問や傾向を押さえておきましょう。
また、先読みと消去法を活用し、解くべき問題と捨てる問題を見分けることが効率的な解き方のポイントです。リスニング中は、聞くことと話に集中し、設問については後回しにすることが正解です。
これらのテクニックを身につければ、手っ取り早く点数を上げることができます。
一緒にがんばりましょう!!